エアコンの選び方、比較の方法と視点(このサイトの使い方)
エアコンのスペック表、数値の並び替えのやり方
このサイトでは最新エアコンのスペックや消費電力などを比較しやすいように、部屋の広さ別とメーカー別で一覧を表にまとめています。
そして各スペック表は並び替えができるようになっています。
その並び替えのやり方ですが、比較表のヘッダー項目のところに三角の矢印がありますので(▲▼)、その▲▼をクリックしてみてください。
▲▼の部分をクリック、タッチしてもらうと、触るたびに昇順降順に並び替えができます。
最初に戻すんだったら、一番左の「NO.」をクリックすれば元の順番に戻ります。
エアコンのスペック表でのキーワード検索のやり方
このサイトの各エアコン一覧表は、非常に多くの機種が盛り込まれているので、表そのままですと目当てのものが探しにくいかもしれません。
そこで、表の上についている「search」という欄に気になるキーワードを入力してみてください。
たとえば6畳の範囲で比較したいなら「06畳」、機種名がうろ覚えでwsがついたかも、という時は「ws」と入れてみてください。もちろんメーカー名でも該当機種が自動抽出されます。
エアコンの選び方、比較の視点
本当に簡単ではありますが、エアコンをどのように選べばいいか、どういった視点で比較すればいいか、について解説しておきます。
あくまでひとつの見方ですので、他にもたくさん比較の視点はあると思いますので、そこはご了承ください。
まず、消費電力とか省エネ達成度などについては、単純に大小で比較してもらえれば良いと思います。
で、消費電力が小さければ、冷暖房の効率もいいのか?
というと、そこは一概に言えません。
消費電力が少なくて節約ができそうだけど、ちゃんと冷えなかったり暖まらなかったりするなら、本末転倒、それは単に役立たずのエアコンということになります。
で、以下はひとつの視点です。
スペック表のヘッダー項目の冷房のところに①②と番号を振ってあります。
①冷房能力kw(最大値)
②冷房消費電力w(最小)
まず、「冷やす」という面で見ると、①の「冷房能力」の最大値が重要なわけです。
「能力が高いと消費電力も高くつくのでは?」と思いがちですが、冷房について高いパワーを持っている機種なら短時間で目標温度に到達できるので、むしろ一番電力を消費する最大パワーで稼働している時間は短くなります。
逆に①の冷房能力が低い(最大値が低い)と、目標値に達するまでにいつまでも最大パワーで稼働し続けますので、かえって消費電力が多くなってしまうという可能性もあるわけです。
そして、次に注目するのは②の「冷房消費電力」の最低値です。
①「冷房能力」の最大値の数値が高いなら「あっという間に室温が冷えた!」となりますが、その後はどうなるの?ということです。
一旦冷えた室温も放っておけば、当然また暑くなっていくわけです。
問題は、その室温維持をどうするか?、ということです。
①「冷房能力kw(最大値)」が高い一方で②「冷房消費電力」が低ければ、低いほど、電気量を使わずに室温を維持する事ができる、ということになるわけです。
ですからエアコンを選ぶ一つの視点としては、数値が①が高め、②が低め、というのが一つの理想形と言えるかもしれません。
例えば、東芝の大清快は他と比較して①「冷房能力kw(最大値)」はそこそこにとどまりますが、②「冷房消費電力」の数値の低さは圧倒的です。
「大清快」機種一覧(Amazon)
まあ、いろいろ書きましたが、エアコンの性能が活きるための最大の条件は、部屋の気密性ではないでしょうか。
家が古い木造で風通しがいい(笑)ということなら、やっぱり冷やしてもすぐに元に戻ってしまうので、結局は上げ下げ続きで消費電力はかかってしまうとは思います。
エアコン選びの視点は、他にもいろんな視点があると思います。
数値を並び替えながらあれこれ比較してみてください。
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